私、ほとんどの現場から手を引いていますが、数件だけ、どうしても終わらせられない先があります。
ソコでは私も現場職員の一人として、様々なお手伝いに励んでいます。
つい先日も、配属のお手伝いをしてました。
昨日、日曜日。
たまたまほんの少しスキマ時間があったので、スマホを覗いていたら、
Tiktokからのアナウンスが…。
まあ、よくある良い話の数分動画です。
ただたとえ視聴回数稼ぎの作り物ストーリーだったとしても、
こんな現場職員でいたい…とまでできるのか?って考えてしまった。
先日の配属時の彼らが散々な悪さをして、
説明する指導を聞かず、途中帰国や失踪をしたら、
それでも私は、「アナタは素晴らしいから大丈夫…」なんて言えるのか?
そう、まるで親のような愛とも言える、人生の後輩を見守り、信じる姿勢。
でもさ、身勝手なモンスターを相手に、そんな悠長なコト、言っていられるのか?
もっと言えば、
キックバックをもらっていようが、
監理団体や受入先に傷がつこうがお構いなく失踪を促したり、
妊娠したら強制的に帰国させていたり、
賃金不払いだと説明しても、支払うのをゴネてる相手を、
アナタは素晴らしいのだから…って言っていられるのか?
こういうとき、いつも、鶏が先か卵が先かを考えてしまう凡人な私。
そう。
私達は、少しでもそう思わせてもらえる人材を選んで受け入れ、
支えただけの甲斐があった結果を導き出せる人材を選ぶことに注力する。
ラクしたいからではなく、つつがなく契約期間を全うしたいからこそ、
入国前の人選は色々と慎重になってしまう。
それでも、色んな事は起きる。
若者=若輩は、年月と苦労を重ねて、成熟していく。
自分がどれだけのモノかは私にはわかりませんが、
少なくとも、若かりしアホンダラの頃よりは、今の方がましになってると、
自分でそう思うから…年を経て、やっとこさ…。
若輩が成熟するには、時間がかかるのは当然だってコト。
時間がかかっていない今、この数年は、若輩だってコト。
そんな若輩でも、支えたい、頑張れって応援したい、
そう思わせてもらえる人材を集めてもらって選ぶことが肝心だってコトになる。
逆を言えば、好き好んで、誰も問題児を選んで招聘したくはないってコト。
ただね…子は親を選べませんが、
親は自分が好きで生まれた子。
自分で子を持つと選択した結果の責任を負うのは、
人として大人として、当たり前すぎること。
だとすれば技能実習でも特定技能でも日本人従業員でも、
全部同じじゃないかな。
ってことは、自分の都合で招いた以上、
自分の関わる仕事として招いた以上、
採用して受入した以上、
責任を最後まで追うのは当然のこと。
最大の違いは、親も子も、自分で選べるってコト。
どうせなら、素晴らしい原石をシッカリ磨いて、
大きく巣立ち天高く羽ばたく手助けができたらいいなと。
そういう手助けができる自分でいないとなと。
そんな現場職員になら、私もなりたい。
追伸、
カナダへ大きく羽ばたいたアイツは、元気にやってるかなあ。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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