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登録支援機関(特定技能)の営業について

たまには読者のニーズに寄せてコメントしてみます。

簡易的ではありますが、当方への最近の検索流入は、
登録支援機関、営業、新規、なんてワードが引っかかっているようなので。

これは、以前お伝えした通りです。

特定技能の登録支援機関事業については、
肝心要な『仕入れ(失礼)』が潤沢にできない以上、
事業の成立はどれだけ営業しても、無意味です。

経営者側は、早くそこに気づいて撤退もしくは休止すべきではないかと。

もちろん、潤沢とは違うかもしれませんが、
外国人技能実習制度事業に取り組む監理団体の方、
並びに、技能実習生を受け入れている企業の方々には、
それほどストレスはないことでしょう。

だから、どうしても特定技能の斡旋&支援ビジネスに取り組みたい方は、
外国人技能実習制度事業に取り組まれたらいかがですかとお伝えしています。

ちなみに、コレも何度も言ってますが、
アナタ(特に業界を知らない新規参入者)が目論んで計算しているほど、
決して儲かることはないですよ。

いや、関わる先全てを騙し続け、
瞬間最大風速的にボロ儲けをたくらみ、
後は自身の法的リスクまで含め、野となれ山となれとお考えの方は、
一瞬だけ、利益を出すことはできるのかもしれませんが、
すべからく悪質ブローカーとして、
不法就労助長罪、有料職業紹介違反、
行政処分を含め、公表される日がやってきます。

そういうリスクにビクビクしながら過ごしたい人は、
多くはないと思います。

経営者以外に、先の見えない時代に、
この業界ならば先が明るいのではと転職してきた方々は、
もしこの業界が好きで、本当にプロになりたいのであれば、
本当の意味で、『優良』な監理団体で、現場に関わり修行されることを
おススメします。

なので、また転職したほうが良いんじゃないかなと。

否定的なことを言いたいワケではありません。

現実を直視すれば、こういう結論に至るということです。

経営者の方々は、どうも目の前の売上=市場ニーズ=需要旺盛にしか、
目が行かないようです。

売り先さえあれば、仕入れなんて自然と確保できるものだと。

残念ながら、そういかないのがこの業界なんです。

少しでも各方面へあたってみればわかることだと思います。

いやいや、あともう少しで仕入れもオープンするからと、
じっと辛抱しますか?

せっかく会社も興して、各種資格や許可も得て、
人まで雇ったからには、なんとしても事業を成功させねばという、
お気持ちは、よくわかります。

先行者メリットをと、我先に飛びついた意味が薄れると、
頑張りたい気持ちもわかります。

ですが、
現実は厳しいほどに、アナタの会社の思惑通りに、
動いてくれることはありません。

無理に動かそうとすれば、
それは詐欺行為にすらなります。

今は、わざわざ営業する時代じゃないように思うんですが、
どうなんでしょうね。

必要な先は、必要なタイミングにて、
勝手に情報を探しに動きます。

まともな先であればあるほど、
漠然とでもリスクを承知しているくらいには自らが勉強していますので、
浮ついた気持ちで、軽々に乗っかってきません。

むしろ、
自らが選び、自らがGOできる、すべきタイミングで
必要な業者を選びます。

そう、口を開けて待っていれば、
勝手に入ってくるってことです。

また、そういう流れが作れるように、
様々な仕込みを行う戦略的なプロモーションこそ、
求められているかと考えています。

コレ、仕入れが潤沢な技能実習制度事業も同じ。

需要先である相手が、お願いだからオタクでウチの案件、
引き受けてはくれまいか…と言わせる方が良いに決まってます。
別に上から目線でいる理由も意味もないのですが、
わかりやすく言えばということです。

また、受入側にしても、そこまで労働者が必要であれば、
企業単独型での受入に舵を切る方が、
コスト面で整う場合も十分ありそうです。
であれば、何も登録支援機関ビジネスに固執することなく、
技人国など他の就労系受入の仕方なども教えてあげればよいではないかと。

それ以前に、杓子定規な法は、
需要はあっても、ほとんどの就労系の在留資格は、
就労制限がついて回るので、
勝手が悪くて、仕入れの問題以前の現実もありそうです。

何にせよ、ジタバタしてみるのは、必ずしも間違いだとは思いませんが、
ジタバタの仕方も、色々考えてみるべきではと。

業界にいる身としては、
いたずらに時間とコストばかりが垂れ流されて、
結果、経営側も行き詰まり、
まずお金が続かなくなり、悪質ブローカーへと転がり落ちていく、
もしくは売り上げが立たないままの倒産となり、
発注先からの信頼を無駄に裏切る現実へと流されていくことが、
業界あるあるなので、

見切りは早い方が宜しいかと。

クリティカルまで行かなければ、
時期が来れば復活できるかもしれませんし、
今までの苦労を報われる動きができることもあります。

オレ様は何十件もの取引先があり、
何百人も受入るから、早く良い条件でオレ様のところへ持ってこい、
そんなブローカーは山ほどいます。
(登録支援業者の経営者のコトでもあります)

自分の知り合いが、どこどこの大手経営者と仲良しだからとか、
耳タコです。

その大手受入希望経営者も、会う人それぞれに声をかけて、
良い条件を持ってくるトコがあればと、
情報収集に余念がない場合が多いのですが、
勝手にウチから受け入れてもらえると勘違いする残念な方の、
まぁ多いこと多いこと。

万が一にもタイミングが合って、受入が進んだにせよ、
自身に力不足であれば、結果、損害賠償請求すらままならなくなるのに、
どこまでも完全出来高、行き当たりばったりなのが、
ほとんどの中小企業の経営者。

そういう経営者やブローカーの方々には、
面と向かっては言えないことだらけですが、苦笑
この内容レベルでの警戒心を、
ちょっとでも頭の片隅において、
一息ついて離れた時に、じっくり考えてみると良いのではと。

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