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技能実習生の途中帰国者の人数など、統計は公表されないのでしょうか。

昨日の続きで、色々と考えてしまっています。

あまりにも多ければ、その組合に問題があるとなり、
また、特定の送り出しに多ければ、それまた送り出しに問題ありとなり、
これらの統計は、間違いなく、機構側でおさえていると思われます。

私が見落としているだけで、どこかに統計でてたっけ?汗

おかげさまで、昨日のベトナム実習生の救済転籍については、
心ある方からのご協力のお申し出にて、
粛々と答え合わせが進んでいます。

実際、技能実習機構の実習生保護って、
どこまで対応しているのでしょう。

本来は、セーフティネットとして機構が機能していれば、
こういう事態もきちんと救済されて然るべきです。

しかし、この当事者が機構へ報告しても、
まずは監理団体で転籍先探しに励めとのことだったようです。

監理団体として許可されている以上、
残念な巻き込み事故にあう実習生の救済は、
当事者である監理団体にも当然責任があります。

それでも、出来るコトには限りがあり、
この被害者の実習生にも、在留期限があります。

誰の責任とか、誰が対応すべきとか、
そんな事グダグダ行っている間に、
やれる人がやれることをやれば、それでいいはず。

コトが終わってから、それら責任問題は、追求すればいいことでしょう。

事故が発生した時点で、
その事故が発覚した時点で、
下手な画策をせず、
ひとまずお役所へ報告相談をかけます。

そして、
それでもお役所が個人を特別に支援することはほぼ皆無なので、
結局は自前で動かねばなりません。

この時、自組織に同業他社での受入先が無ければ、
その時点で、努力しようがありません。

ここで、横つながりなど、
自組織を超えて、協力関係にある仲間がいると、
良いのかもしれませんが、
所詮、同業他社。
情報交換まではまだしも、
ナゼ、自分が他の組織の尻拭いに協力せねばならないのか。
結果、実際に聞くことすらなく、
打診してみたけど、難しかったとテキトーに答えて終わり。

自監理団体でも、色々と当たってみたけど、
無理だったと、やっぱり他人事で、
結果、さじを投げる。

そんなことわかっていて、
機構もまずは監理団体で探せと言い、突き放す。

本気で救済に入る人は、
どうにかして救おうとするあまり、
従来のルールを外れてたとしても、
ダメ元でもお役所へ聞いてみる。

よく救済受け入れはある程度許容されたり、
猶予を頂いたりも可能と思われ、
都度都度、ダメ元でも機構に判断を仰ぐことが必要です。
人数枠を超えての受け入れであったり、
職種が急遽の二職種受け入れであったり、
そもそも受入実績が無かったりしても、
お役所側が書類を用意したりまでして、
何かとイレギュラー対応をしてくれる場合も、
あるように聞き及んでいます。

お役所は機械的です。
監理団体がさじを投げたら、
対象職種受け入れのある先へ、
機械的に打診がなされます。

コレは、どこまで行ってもビジネスライクなので、
強制力もなく、
機構側にも強制力まではありません。

機能することは、あまりないようにも感じます。
いや、心ある方も少なからずなので、
積極的に救済に動いている監理団体もあるのかもしれません。

えっとね。
いつもながら散見していますが、
何が言いたいのかと言えば、

結局、最初から機構が動けばいいと思うけど、
役所はどこまで行っても役所。
役所ならではの動きもできる反面、
役所だからこそできないコトも多く、
要は救済措置に対して、十分じゃない。

でもね、
実習生の子たちが、どれだけ大変な結末を迎えるコトか、
日本へ来たせいで、人生が大きく狂うことを、
その子のみならず、親や兄弟まで巻き込んで、
大変な事態になることを知っていれば知っているほど、
寄りそって支援する、それも必要十分な範囲で、
支えることが必要だと分かっている方々であればあるほど、

そういう方々が集って、
互いに協力し合う関係性が成立している仲間内であれば、
自身の利益だけ最優先で考えて動いている人がいない仲間内であれば、
個人じゃ、一組織じゃ、救えない人も、救えることがあるんだと、
強く感じられる出来事でした。
いや、まだ全然終わってないですが、
信じて、動いてみて良かったなと思えます。

コレは、どれだけ統計があっても、
そこに表示される数字は、どこまでも機械的であって、
1という数字は、一人の人間を意味しているのであって、
3なら、3人それぞれの人生があり、
これらを救済する為には、
やっぱり機械的じゃなくて、気持ちが大きく影響するんだなぁと。

そして、改めて、受入先がどういう経営状況であるか、
先々のことなど分からないけど、
様々、資料など頂くこともあるので、
経営が不安定な受入先には、
例え自身の目の前の利益に反することであっても、
軽々に受け入れに傾いてはいけないなぁと。

そして、賃金不払いをはじめ、
フツーの約束が守れなくなっていることがわかったなら、
即座に実習生を引き上げ、転籍探しに入ることが必要なんだと、
思いました。

結果は結果なので、
この転籍をまとめることができず、
途中帰国させた監理団体も、少なくないと思われます。

その場合、統計など公表があっても良いのではと思います。

途中帰国は、様々な要因があるので、
一概に言い切れませんが、
それでも、こんな時代ですので、
詳細データは、順次公表してもおかしくないかと。

つまり、途中帰国があまりに多い監理団体もまた、
実地調査の対象として、細かくチェックして然るべきでしょう。

残念な受入企業への受け入れ斡旋や
無能で比有益な月例訪問、もしくは虚偽の訪問報告など、
受入先と実習生をキチンとグリップできていないからこそ、
こういう事態を引き起こしやすくなっているのでしょうから。

そう、転籍以前に、失踪すら呼び水としているのかもしれません。

できれば、後ろ指を指されるような仕事じゃなく、
周りに一目置かれるような、そんな仕事がしたいものです。

そして、情けは人の為ならずと、
自身と周りの成長にも寄与して行けたなら、
楽しい人生だと思うのですが、
アナタはどう思いますか?

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