技能実習生の駆け込み寺のような相談窓口先は、実は少なからずありますが、
そもそも、受入を考えている際の企業側にとっての相談窓口はありません。
いや、もちろん、最寄りの監理団体に相談すればいいのですが、
どの監理団体がまともなの?
この金額は、はたして割高なの?割安なの?
ウチは、ちゃんと受入が可能なの?
わからないことがわからない状態が、最初はほとんど。
結果、生まれたばかりのひな鳥が、最初に見たものを親と思うがごとく、
その時に色々教えてくれた人の話が全てと信じるばかり。
信じるというよりは、そういうものなんだと。
それが、はたして適正かどうかの基準なんて、
他にモノサシが無いので、わかるはずがない。
相見積もり先を取ることに、面倒を感じたり、
あまり勉強もしたがらない先では、
よけいに、ただただ金額しか見ずに判断する。
良識のある監理団体の職員から見ると、
受入希望先から金額交渉がある時点で、
ここは育てるという意識よりカネが優先という見方すら。
いや、ろくに監理実務をしないイイカゲン組合とその職員なら、
転籍まで含め、次のまともな組合探しに取り組むと同様に、
ろくになにも監理しないなら、監理費下げろ、
イヤなら、機構へ相談するぞと脅してもいいくらいですが。苦笑
えっと、要は、まともな監理団体に巡り合えずに、
困っているまともな受入先の方にとっての、
相談窓口ってないので、
だったら、当方でよければ、って意味です。
外国人技能実習機構や、
JITCOへの相談でも、もしかしたら紹介してくれるのかもしれませんが、
お役所色の強い組織の場合、
ある意味、特定の監理団体への斡旋紹介は利益誘導ともとられかねず、
こういう時代なので、特定先の紹介は難しいのかもしれません。
また、こういうことをいうと必ず疑われるのが、
キックバック斡旋。苦笑
ブローカーの常とう手段ですね。
どこかの組合と提携して、紹介料をもらうってヤツ。
もしくは、どこぞの送り出し機関と提携してバックマージンをもらうってヤツ。
するわけないでしょ。笑
そして、それらを信じられない人たちは、
そもそも自力で探せば良いだけ。
よくいますよね、自分のモノサシでしか考えられない人たち。
カネが絡まなきゃ動けない人たち。
自分の価値観を押し付けて同じ目で見ないでいただければ幸いです。
宣伝でもなんでもありませんが、
今でも三桁を超える監理団体が、送り出し機関が、士業の先生方が、
まともに紳士的に取り組もうと情報交換意見交換しあっているお仲間が
各地にいらっしゃいますので、
聞いてみたり、お繋ぎすることは可能です。
もちろん、どのエリアでも複数の選択肢を提示できるとは限りません。
また、ご相談いただく方が、あまりに一方的すぎるようでしたら、
丁重にお断りします。
業界長い方はお分かりかと思われますが、
国の指定、業種の強み、地域や距離の問題、担当との相性など、
この手のマッチングは困難を極めます。
なので、お約束できると言い切る方は、
ある意味、テキトーで営業バリバリの色が濃く、
整う成立よりは、自社の利益のための成立優先なので、
好きじゃないですね。
とまぁ、そういう面倒なことも、相談に乗っていることもあります。
一つは、良いお客さんであれば、
良い業者へ良い方へお繋ぎしたいという純粋な気持ち。
同時に、余計な回り道をしているヒマもコストも労力も
かけてる時代じゃないということ。
そして、
カネがもらえなきゃ仕事じゃないと、忙しさにかまけて、
相手にしないプロの方々もまた少し残念だなぁと思うから。
業界の明るい未来を考えるに、
悪質ブローカーに転がされて不幸の量産を横目に、
我関せずは、なんかこう性に合わないから。
迷惑は的身に取り組んでいる方々にまで、
撒き散らされるものなので、防げるならば、
一人でも防ぎたいから。
これらの色んな想いが混ざって、
まぁケチケチすることなく、良いじゃんベつに。苦笑
となっているワケです。
無論、アベンジャーズサービスも取り組んでいるので、
あまりに手間のかかるマッチングには、
コストの負担を、相談依頼者(受入企業)側へ
直接依頼する場合もあるやもしれません。
でも、単につなぐだけなら、それほど手間はかかりませんから。
たぶん、個人的に、
頼られてお応えできることそのものが、
嬉しいからなのかなと、単純に思います。
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