『どんな業界でもありますが、
ネガティブを煽って他人の不幸をメシのタネにする面々もいますから、
こうした一面も広まって行けばいいな…と思います。』
色んな方々が、それぞれの想いで、
発言が飛び交っている、ある意見交換グループの中で、
どこぞで拝見したコメントです。
私、こう言われるようなことやってるのかなぁ。。。
いわゆる、マッチポンプってヤツですね。
ある技能検定は6万円だそうです。
…コレは、検定合格しないと二年目、三年目に行けないからって、
ネガティブを煽って、他人の不幸をメシのタネにするビジネスなのでしょうか。
お役所系はすべからくそうですね。
実習計画認定申請3900円も、
種納税証明なども何百円取るし、
謄本もお金がかかります。
監理団体も送り出し機関も登録支援機関も、
申請取次の行政書士も、何もかもが、
全てネガティブビジネスなのでしょうか。
いったい、おカネを稼ぐことって、どんなことをしたら、
それはネガティブビジネスじゃないのでしょうか。
服を買わねば、裸で過ごす。
家が無くては、暮らせない。
飯を食わねば、生きていけない。
保険なんてイメージしやすいですよね。
何がネガティブ煽りで、何がそうではないのでしょうか。
ココにおいては、
おカネを支払う人にとって、主観的であっても、
ネガティブ煽ってビジネスされたと思われたなら、
そうなのでしょう。
本人がネガティブビジネスされたと思うことなく、
支払ったコスト以上の付加価値を感じていたならば、
納得しているならば、
それはネガティブビジネスではないのでしょう。
10万円の賄賂を渡さねば、
良い会社の募集面接へのチャンスがないとして、
支払ったものの、良い会社へ行けなかったなら、
それはネガティブビジネスされたと思うでしょう。
でも、
賃金不払いなどの変な会社じゃなくて、
なんなら時給1000円どころか1200円、1500円の仕事を紹介されたなら、
とっても親身に寄り添ってお世話してくれる監理団体などの職員がフォローしてくれて、
快適?に日本滞在&出稼ぎできたなら、
それが、本当に10万円支払ったおかげでたどり着けたのならば、
本人には満足なのかもしれません。
他人の不幸をメシのタネにする。
日本語を話せない外国人に、日本語を教えて授業料をもらうのは?
JACが年間コストを請求するのは?
アイスが食べたい人へ、アイスを売るのは?
ビジネスって、言い方の違いだけですが、
他人の不幸=格差を埋めたい人へ請求して支払っていただくことこそ、
ビジネスなのでしょう。
アイスが食べたい人もいれば、
食べたくない人もいて、
食べたい人が、アイスを買えばいい。
ただただ、それだけ。
要は、どこでもなんでも同じですが、
相手にとって、満足の行くものであれば、
それはどれだけネガティブビジネスであっても、
相手はそうは思わないでしょう。
だって、相手が主観的に、
そこにお金を支払ってまで解決すべきものだとの認識が強いのですから。
そして、それが解決されたなら、
それはもう立派なビジネスです。
さらに言えば、
周りの誰もが簡単に解決できることには、
おカネを支払ってまで頼む必要もなく、
自前でできますが、
そうではない場合、
解決できる人が限られている場合、
おカネを支払ってでも解決したいものであるならば、
それはビジネスになります。
フツー、人には選択権があります。
自分が信じてコレならって場合は、
人はお金を喜んで支払うってことです。
他人の不幸をメシの種にする。
それこそがビジネスの本質でもあるので、
そういう見方をせざるを得ない方々もいらっしゃるとは思いますが、
そういう見方が全てではないと、
ぜひともそうお考えいただければと思います。
おカネさえ支払えば、
何かしらの満足が保証されているサービスなんて、
ある意味どこにもありません。
でも、おカネを支払わねば、
自分が満足できるサービスを提供してもらえる機会も、
またやってきません。
騙されたくない、
他人の飯のタネにされたくないと強く拒否する人は、
誰も信用せず、どこに頼ることなく、
自身で稼いだお金をどこにも支払うことなく、
一人で暮らしていけば良いだけです。
失敗なんて、誰もが経験するものです。
失敗しないヒトなんて一人もいません。
たくさん失敗して、人は成長していきます。
失敗を怖がって、損を怖がっていたら、
何もできません。
人によっては、お小遣いの範囲であったり、
可処分所得の大きさで、使える額は違うことでしょう。
それでも、
この世に生きる人のほとんどは、
どこかで誰かにお金を支払って生きています。
実習生なども典型例です。
自ら、母国、送り出し機関、日本国、などなどに、
何らかのお金を、下手すれば借金までして支払って、
それ以上の実入りを得ている人がほとんどです。
おカネは有限です。
そして、そのおカネを支払って得る知識や経験、
もしくは人間関係(仲間)、信頼、などは、
無限の価値を、その人の長い人生に渡ってもたらしてくれます。
別に、iPhoneやTV、車、ファッション、美食などに費やすのも構いません。
それらが、自身に良い効果をもたらしてくれるなら。
そういう得難いモノの為に、
おカネを稼いで、おカネを支払って生きています。
煽るだけ煽って、他人の不幸をメシのタネにするのは、
煽った内容が、1を100に膨らめて言っているような、
実際には別に気にするほどのコトではなかったり、
また、それらを回避するだけの十分な内容を伝えていなかった場合、
それを保証するビジネスであれば、
単なるネガティブビジネスでしょう、
でもね。
私個人が取り組んでいるモノを例に挙げれば、
不安をあおるように聞こえるのは、ほんの一側面であって、
それをケアすることもとても大切ですが、
ホントはソコじゃない。
目指しているのは、自身(アナタ)にとっての利益だけじゃない。
でも、私を、私が伝えたいコト、目指して続けていることを、
よくお分かりでない、表面しか見えない人たちには、
そう見られてしまうのも、致し方ないのかなぁと。
まぁ、色々くよくよと考えてしまいました。
————————————————————–
適正な外国人人財活用についてご関心のある方は、
以下、無料メルマガのご案内からどうぞ。
対象:受入企業側、業者側(国内、国外問わず)、士業など業界関係者
————————————————————–