以前、賃金連動の人事評価制度について根活と称してアレコレお届けしていましたが、
この評価制度に固執した意味ではなくて、
もっともっと抽象的かつ包括的な意味での、”根活”を言いたい私。
一見、業界とは関係ない事と思われるかもですが、
急がば回れって言葉通り、
「自分を人間的に成熟させること」が、
何よりも生産性や業務効率の飛躍的上昇を加速させるって考えています。
人間力を高められたなら、
一定以上にたどり着けたなら、
たいていのことは何でもできるようになります。
逆を返すと、人間力が低いってことは、
コミュニケーションも下手くそ。
信頼できる仲間もいない。
付き合うレベルはたいてい同じかそれ以下。
なにより人を見る目がないから組むべきではない相手と組んで大損する。
結果、立ち回りも非効果的かつ非効率的。
何度も同じようなミスや失敗を繰り返し、リソースばかり食われるので、経済的でもない。
成功の是非を問われるビジネスだって、成立しにくいわけです。
だから私、途中からずっと、
個別具体的な事例を上げるのが少なくなり、
マインドセット的などうにもお説教くさくなってしまうヤツを、
投稿するようになっていった。
当初は、読者が増えて行くのも面白がって、
ウケ狙い的に自身や聞き及んだトラブルネタを具体的に共有し、共感いただくことも多かった。
でも、いつからか離れていく読者?が増えようとも、
読者が知りたい、聞きたい事は、あんまし触れなくなっていった。
ただ、昔から一貫しているのは、良くも悪くも媚びてはいない。
おもねるような内容をあんまし書かない。
自身のオナニーともいえるくらいに、自分の頭の中の整理のために書いてきたし、
性格的にも、一体どうしたら良いのか?の答えを自問自答し続けてきた。
何十万、いや累計数百万を費やして、
様々学んできたことも、ココで惜しみもなく吐き出し続けた。
自分の言葉で、自分の頭で考え、気づき、感じたことについて。
そして、成立するかどうかもわからない取り組みもまた、
実際に行動して結果を確認してきた。
色んな方々とも交流を頂いて、日々、学ばせていただいている。
むしろ、身勝手な言いたい放題を、余計なお世話そのものを、
偉そうに上から目線で説教のように唱え続けてきた。
考え方、取り組む姿勢、価値観、時代の変化、人としてどうなのか…
時に心理学や脳科学の力も借りて、好き放題、言ってきた。
手前味噌ですが、
途中から、自分の中に色んな面で成熟していく感じ=腹落ちして理解し実践できる感じが生まれ始めた。
無論、ナンデモカンデモできるスーパーマンに成れたとかじゃ決してなくて、
自分の操縦の仕方というか、得手の発揮の仕方とか、不得手のケアの仕方とか。
人はそれらを苦労とか言うみたいだけど、
興味関心のある部分→やってみたい部分から入り、
自分で決めたことだからと取り組みを続け、
ずいぶん、楽しく過ごして来たから、
実は自分の中ではそれほど苦労してきた覚えはない。
一言で人間力、成熟って言うと、
どうしても時間がかかる印象は強いのですが、
今の時代の大変ありがたい側面の一つは、
これらの成長・進化もまた、その人なりに加速させて行ける道筋があること。
つまり、よく言っている、”自然と”、“無理なく”、
「いつのまにやら成長・進化してしまっていた」
=環境と習慣の選択ってヤツですね。
これらができていくにつれ、
今でも関わる数少ない現場においても、
ほとんどミスや失敗というものがなくなっていく。
仕事も勝手に向こうからやってくる。
(けど、現場仕事は失礼ながら上手にお断りしてる…もっとやりたいことができなくなるから)
トラブルはゼロにはならないけれど、
クリティカルにまでは進まないように、
自分なりに先回りしてハンドリング、ケアしていける。
間に合うように。
かくいう私も、10年くらいかな…業界の事業の現場で、中間管理職で、責任者として、
悶々と解決策という答えが出ない状況に悩み苦しんできたこともあった。
ただ、今は、その解決策も自分の言葉で、行動で伝えることができる。
長くなってきたので、
今日は最後に、最近、余り伝えていない視点を一つお届けして終わりにします。
42.195マラソンのゴールを切るには、50キロ先にゴール設定しておくと良い…的な話。
自分と自分の周りの常識だけの世界=系からもっと広い世界を知ると、
自分の中の俯瞰的客観的視点が大きく広がりますよね。
新たな送り出し国の新たな送り出し機関へ赴き、
今までに会ったこともないようなタイプの方と交流してみると、
色んな世界が広がります。
”スケール感”
これが大きく広く深く高くある人は、魅力的に感じます。
なぜならば、自分がちっぽけに感じるから。
自分を大きく見せる必要は全くないのですが、
むしろ相手からは張りぼてが透けて見えるのでしない方が良いのですが、
“スケール感”が違う視点を自分自身が持ち合わせられると、
目の前のトラブルや取り組まねばならない業務が、ちっぽけなものに感じ、
=悩みも苦労もまた、ちっぽけに感じられるのが不思議。
だから、何のため、誰のため、どこへ向かっていくのかを、
できるできないなんか別にして、より大きく定めて旗を掲げる方が、
実は自分が楽になり、腹も定まり、邁進しやすくなってしまうんです。
そしてこれは、会社とか、組織の在り方のみならず、
前述したように、自分自身を成熟させて成長・進化を加速させていく源にもなります。
そう、つまり、個々にそれぞれが持ち合わせていくべきものなんです。
世間様では毎年毎年、飽きもせず懲りもせず、
成熟できていない方々が、同じ過ちを繰り返しています。
私達は、そんな方々を横目に、どんどん先へと歩みを進めていきましょう。
そして、必要な回り道をして後になって訪れてくださる方々のために、
その道を整備しておきましょう。
それが先を行くものの務めであり義務でもあります。
だって、そんな先人たちのおかげで、私達も今、こうして過ごしていられるのですから。
追伸
問題は、制度でも社会でもダメダメな受入先や外国人でもないんです。
成熟していくと、なによりも自分が楽になっていくんですよね(^^)/
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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