自団体の垣根を越えて、繋がっている人はどれだけいますか?
情報化で愚痴半分でSNSで吐き出す人は増えた。
お仲間内では、私と同じように自身の考えや気づきを吐き出して、オナニーする方も増えた。
それでも、横つながりが多い人は、あんましいない。
この業界、横つながりが大事って言うけど、実際にできている人は多くない。
コレってジレンマそのもので、現場に従事してればしてるほど、
そんなヒマはない。
悠長にどこかでお茶してアレコレと話し合っている相手は、
いても一人二人…ほとんどは自団体内での同僚が相手。
じゃあといって、経営者や中間管理職ならばどうかと言えば、
近隣の同業他社とは、互いにけん制しあって、本音の部分は言いあいにくい。
離れた場所での対等の位置関係にいる、ある意味、競合しない相手とは、縁がない。
ありがちなのは、懇意にしている送り出し機関。
それでも、送り出し機関側にしたら、日本側はお客さんでもあるので、
相手への遠慮が先立ち、物申したいことはなかなか言いにくいので、
結局は当り障りのない中身になりがち。
逆に、コンサルなどされてる方は、アチコチの組織との接点があるので、
広く様々なケースと、どのように立ち回っているのかについて、
具体的に垣間見ることができる。
総じて、相対的ながらも、自然と俯瞰的な視点を獲得しやすい。
情報が集まれば、AのネタをBの先へ、BのネタをCの先へ。
道義的に個を特定できない内容にすれば、
相手は周りで何が起きているのかを知ることができて、
実は意外とボディブローのように、「安心」という感覚を得ることができる。
でも、コンサルで現場に立つ人は、それこそ多くはない。
まして、現場ドップリの方と比べたら、現在進行形での現場の肌感覚は薄れていく。
知らず知らずと、現場の人の気持ちがわからなくなっていく…人間だもの。苦笑
(コンサルの方も、実際、かなりの頭脳労働なので、結構忙しくて大変なんですけどね。)
結果、現場の人には届かず響かないふるまいになっていく場合が少なくない。
何が言いたいのか。
業界での横つながりの関係性を自然と良好に構築していくのって、
実はとっても難しいってこと。
現場が大変なように、実は、他所の庭の状況を垣間見れるだけの関係性作りと、
その持続発展性を維持していくのは、かなり大変だってこと。
胸襟開いて、アレコレ見せて電話一本で時間も割いて丁寧に教えてくれるだけの間柄とは、
よほどの信頼関係の上にこそ、成り立っているってコト。
「互いに共通する目的を掲げ、様々に何かしらの機会≒企画があってこそそんな場を構築でき、その流れの中で、一定以上の頻度で自然と交流を深められる」
「遊びではない分、互いに得られる利益(意味)があってこそ、関係性も続く」
「不定期ながらも、時折、顔を合わせたり(リアルやモニター越しでも)、そんな機会を幾度となく経てきた先にこそ、良好な関係性が成り立つ」
コレ、「会社」という組織の枠組みの中でなら、至極簡単。
(受入先や実習生などとの関係性って言ってもわかり良いかも)
目的は経営者が掲げ、否応なくそこへ向かうだけのことだし、
サラリーマンは給料がもらえるから、会社のために当たり前のように働くし、
仕事上でも毎日、顔を合わせて交流しないと仕事自体が回らない。
自動的にそういう場も機会も、一定以上の頻度も与えられるから。
横つながりって、こういう枠組み、機会、企画自体、自分で作らないと、得られない。
もしくは、場を作った人に自ら積極的自発的に乗っかっていかないと、得られない。
そういう場や機会が、どこにあるのかを探さないと、得られない。
更には、乗っかって初めて、自分に合う居場所の一つとなるかどうかが、わかる。
今のような大きな変革のタイミングでは、
本当にボディブローのように、横つながりって、必要なんだと思う。
この横つながりのある方々は、ほとんどの方々が「安心」して推移を見守っている。
自分で自分がすべきことも、気づきやすいし、見つけやすいし、実践しやすい。
ほとんどの方々は、そんな場が機会が”ない”から、
アチコチでのセミナーに参加して少しでも情報収集しておくべきでは?って頭になっていく。
(自身に軸のある方は、それぞれに別目的でセミナー参加してる)
自分が求めてやまない斜め上の相手との接点づくり、
そんなことを真剣に考えて取り組んでいる人っているのかしら。
こればかりは、SNSでどれだけ吐き出そうとも、なかなか得られない。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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