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「帰らない外国人は帰らない」と同様に「ルールを守らない日本人は守らない」

「帰らない外国人は帰らない」。
賛否の声が大きい中、真実というか、事実、現実はどちら側にも突き刺さる。
大変興味深い記事を見つけました。
 
【独自】大阪入管の現役職員が激白 入管法改正案は『どうでもいいかな。現場は何も変わらない』『命令には絶対服従』語る組織の実態は
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2023/06/095080.shtml

【初証言】大阪入管現役職員が語る”パワハラ気質な組織” 常勤医師「酒酔い疑惑」に「良い評判ではなかった」
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2023/06/095136.shtml

入管法改正しても「帰らない外国人は帰らない」大阪入管現役職員が激白 外国人を”管理”する立場から感じる「政財界の圧」
https://www.mbs.jp/news/feature/kansai/article/2023/06/095137.shtml

思わず読んでしまうのが、「現場の一職員」の声。
いつだって、現場一線で実際に苦労されてる当事者の生の声が一番響く、届く。

そして、この通りだと思う。

またヤフーニュースにも転載されていた。
そのコメント欄がこちら。

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色々と常識的なコメントも少なくなかった。

良い悪いを言う前に、コレが現実なのだと思う。
そして「現実」には、誰もかなわない。
国家権力だろうが、人権派だろうが、業界人だろうが、誰一人として。

なお、この件について持論?を少しだけ。

反対派の方は、ナゼこの全体を網にかける法自体を全否定するのか、私にはさっぱりわからない。
ヤフコメ欄でもお一人いらしてましたが、分けて考えるべきだと思っています。

例えば、水俣病って公害の被害者が出てしまった時がありましたよね。 
アレは、そのための被害者救済ルールが特別にできたじゃないですか。

難民認定において、特別に個別の諸事情のあるケースをケアできるルールを、
別枠に作ればよいのではと。
※もうそもそも論として、移民法を作れ!って方もいますよね。

そして、反対派は、全体最適の基本法に噛みつくんじゃなくて、
特別ルールを設けることに全力を注ぐべきかと。
本当に自己救済したいなら…人権派の方々もまた本気で被害者救済したいなら。

全体最適の基本法に噛みつくから、賛同を広く得られず自分たちの意見が通らないです。
なんか売名行為など別目的があるならともかくも、
いつもながら私にはどうも本気で反対したいとは伝わってこない。
自身の都合の良いストレス発散対象だっただけか?って感じてしまう。

 
私達は「ルールを守らない日本人」など思われたくもないから、
まずもって「どんなルールがあるか」を知るところから気を付けています。

ただ、ルール、ルール、ルールと言い続けてると、
ルールを知り、ルールを調べ、ルールを守ること自体が、目的になりがちなのが凡人の私たちのレベル。

記事にあるように、がんじがらめで現場職員がストレスフルになり、
そもそものケアに注力できなくなるから、
個人的には厳罰化=マトモな先にとっては無意味な作業ばかり増えることは好ましいとは思っていません。

ただ、網として一定以上に効果のある抑止力とは理解している方も多いので、
結果、厳罰化へと進みます。

でもその場合、冒頭記事の入管職員の声にあるように、
現場職員に対してのストレスケアが必要になり、
間接コストは増え続けるコトでしょう。

 
極めつけは、どこまでどれだけ厳罰化しようが、ルール改正しようが、
「ルールを守らない人は守らない」
この現実を突きつけられるだけのコトです。

そして同様に、全体最適のための基本法にかみつき、
否定批判しかしない別目的かリテラシー弱者もまた、いなくならないでしょう。
「否定批判したい人は否定批判しかしない(できない)」苦笑
せめてもの救いは、一部の若者たちなどは、若さゆえのハシカみたいな感じで、
「気づいた」時に、卒業できる事でしょうか。
否定批判をひたすらし続ける行為って、フツーの人のメンタルにとっては不健全でストレスフルですからね。

 
なので、自身のメンタルヘルスをケアするためにも、
否定批判しかできない人たちとは距離を置くし、
注意もそれほど払わない程度の存在に位置付けておきましょう。

私達は、彼らとは違う道を歩んでいるのですから。
歩む道が交わらない限り、無意味かつ非生産的なことに貴重なリソースを割かずに済みます。

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