久しぶりに世に出ている記事を一つ取り上げて書いてみます。
巷でよく見る見解とは一味違った、私好みの内容でした。笑
「外国人技能実習制度」の廃止が意味するのは”特別な日本”の終わりなのか?
https://wpb.shueisha.co.jp/news/society/2023/05/01/119272/
以下、記事より一部抜粋引用しながら、
うんうん…って思ったことをメモしてみます。
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「売春ではなく風俗」「賭博ではなくパチンコ」
といった日本独自の内輪の論理と同様に、
技能実習制度も奇妙な"解釈変更"によって存在を黙認されてきたのです。
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そうそう、だからマトモな方々は、ちゃんと実態や現実に即して、
「稼げる制度」として体裁も守りつつ、機能させてきていましたね。
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戦後の日本は特殊な"国内限定ルール"を築き上げながら
グローバル資本主義に関与し、経済を成長させていきました。
あらゆる矛盾をギュッと握ってひとつの練り物にして食卓に載せるような、
ある種の匠の技がそこにはあったのかもしれません。
しかし、そんな牧歌的な時代も終わり、
幻想で社会を結束させることは困難になりつつあります。
技能実習制度という幻想が消え、正当な権利を持った「移民」が増えれば、
マジョリティに帰属していたあなたは居心地の悪さを感じるかもしれません。
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そうそう、良い面悪い面両方ある中で、
より良い面にフォーカスし、悪い面を上手にケアしながら、
win4allが成立するように、制度を活用してきました。
時代は移り変わり、あらゆるものが浮き彫りになってきたので、
きちんと今の時代に合わせて「再定義」する時期が来たということです。
そもそもが就労制限をしていること自体が、差別に近い区別だと、
この現実を直視する時期がやってきているんですね。
そして、この後が、正にうんうん…と感じたコメントです。
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今までは日本人というだけで上がることができた、
そして日本人ではないというだけで上がることが厳しく制限されていた土俵に、
勢いのある海外の若者が次々と上がってくる。
いずれは出自も肌の色もセクシュアリティも宗教も生活文化も、
巨大な遠心分離機でシャッフルされ、
「能力」や「やる気」以外は評価の基準ではなくなる。
そんなときに、
「この土俵には日本人しか上がれない!」とか
「マゲの結い方がなってない!」などと叫んだところで、
その声はむなしく響くだけです。
今後はおそらく「欧米社会は移民のせいで混乱している」とか、
「日本人だけでも生産性を上げれば大丈夫だ」とか、
もっともらしい言い方で人々の「移民受け入れはイヤだ」
という感情を肯定する識者が増えてくると予想します。
しかし、誰が何を言っても、新しい時代はすぐそこまで来ている。
ライバルは移民だけではありません。
インターネットの力により、かつては先進国の人間のみがありついていた仕事を、
新興国に住んだまま”ウデ一本”で勝ち取る優秀な人材もどんどん出てくるでしょう。
その新興国の人は先進国の仕事を「奪う」のではなく、
提供した価値の対価として当然の報酬を得るだけのことです。
IT機材やソフトウェアのチュートリアル動画などの分野では、
すでにボーダーレスな競争が始まっています。
世界中の優秀な人々の下支えをする人生を受け入れるか、
努力して闘うか、それともそこから離れて生きる道を模索するか。
誰もがこれからの生き方をリアルに考えるべきタイミングだと思います。
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私もずっと言い続けています。
ホンモノしか生き残れなくなっていく。
ホンモノって、言い方を変えれば、
自分で自分の存在意義を、存在価値を、示し認めさせられる人のコト。
成功も幸福も、ikigaiとして実現させていられる人。
人のお世話(共育)を通して気づき、学び、支えられ、刺激も励みも頂けて、
より高く、より大きく、より早く、成長してきたならば、
ドンドン次のステージへと歩みが進んでしまっているハズなんです。
ウチの妻が子供との会話の中で、こうつぶやいてました。
社会に出てから嬉しかったのは、もうこれで勉強しなくても良いってこと。
私自身も当時、テストがないのが、何より嬉しかった。
(自分が興味も関心もない物事を勉強したり研究したり話し合ったりする行為はストレス=嫌でしたくなかった)
で…、
時代は変わり、今では好きなこと、興味関心のあること、
得意なこと、自分の能力を発揮することで相手が喜んでもらえることに特化して、
自然と好き勝手やっていれば、
その興味関心をもっと突き詰めて色々と知って試して行動していけば、
それでこそ幸せに生きていける素晴らしい平和な時代が到来しています。
残念で気づいていない人は、
自分がどんなことに興味関心があるのか、
得意なのか、好きなのか、
わかっているようでわかっていない。
わかっていても、それらを実現させていくうえで、
品上がり方を知らない。
私で言うなら、
マネタイズの手法も、
コピーライティングも、
人の心理も脳科学も行動経済学も何もかもを、
面白がってアチコチでかいつまんで学んできた結果、
どういかしていこうかって考えて、トライして、
失敗して反省して再チャレンジして…を繰り返し続けた結果、
今があるように感じています。
社会に出たら上がり…
今の職場での仕事を覚えたら学びは終わり…
成長なんて出来高で構わない。
意図して自ら高ストレスを招き入れてくなんて信じられない。
そう停滞を続けている人は、
いつまでたっても世の中の仕組みも流れもわからず、
流されるだけの人になって、
生きづらい世の中になっているのでしょうね。
制度改正…創設に向けて、
これから少しずつ、静かに、ドンドン、変わっていきます。
この業界が性に合わない人は、
性に合う業界を見つけて去っていく方が良いです。
性に合っている人は、もっともっとドップリ浸かり切って、
ニッチもニッチなプロ中のプロ職人になっていくか、
私のように広く高く俯瞰的な目をもって、ゼロイチをひたすらに続けていくか。
自分の性に合った道を、どれだけ謳歌できるかで、
生き方そのものを楽しめる人生となるかどうかが、変わってくるんだと思われます。
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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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