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ナゼ、インドネシアへ視察に行ってきたのか

ナゼ、中国でもなくベトナムでもなくフィリピンでもなく、
インドネシアへ視察へ行ってきたのか。

ナゼ、このタイミングでインドネシアだったのか。

もちろん、こちらをご覧の奇特な方々。
また、特に有料会員の方々へ向けてを考えたうえで…になります。

一つ大きな目途として、
技能実習生の受け入れ人数が多い国が、
最大公約数として、順番を考えています。

ただし、タイムラグがあったり、
この基準だけでは意味があまりないこともご存知の通り。

とりあえず上から順に行けば、

ベトナムはすでにピークを越え、
今更ベトナムを見て回るほどには、
業界関係者もそれなりに見えている部分も多い。
また、昨年視察にも赴いている。

中国は根強い人気があるものの、
経済格差が縮まり、そこそこの手取りを提示できない先は、
なかなかに難しい。

フィリピンは、私自身がある程度承知していることもありますが、
どこも言うほど変わりはなく、
特にフィリピンという国に振り回され続けていて、
国内法整備がなかなか落ち着かないこともあり、
遠慮しています。

次がインドネシアであるということ。

さらに言えば、周知の事実として、
〇〇ム〇ャ〇〇という特権団体に、寡占を許しているお国柄でもあるため、
実は意外と一般的ではないコトと同時に、
他国以上の親日であり、
国民の気質としても、とても日本人に近く、
受け入れやすい気質があります。

なにより昨今注目の介護人財について、
EPA三か国からみても、
そもそも数が難しいベトナム、
ルールが定まり切らず、他国への出稼ぎ選択肢が他国以上に市民権を得ているフィリピン、
漢字圏として日本語能力のハードルの低さから注目する
中国も、気質の問題からいかがなものかと。
(あくまでも大雑把に言っているだけで他意はありません)

そして、
なによりの偏見的ハードルとして、
イスラムであるということ。
お祈り、ヒジャブ、ラマダン、ハラルなどなど、
一般的な日本人では、なかなかに受け入れがたいとの印象が強く、
それだけで敬遠されているということ。
前述の国々と違って、
さらに遠い国であるということ。

人口分母がとんでもなく、
ジャカルタなどの一極集中先以外では、
未だに定職につけず月給5千円程度の方々も少なくないということ。

他国同様に日本以外への出稼ぎ手段もある中で、
一定数以上の日本行きを選んでくれる方々も多いということ。

色んな縁の遠さがあって、
実は悪い国ではないのに、
あまりにそれらの現実を、私たち含めよくわかっていないため、
実際に確認してきたかったこと。

確かに、優秀な技能実習生が定期的に多数来日してきているということ。

これらのことから、
今回はインドネシアへ行ってきました。

昨日は送り出し機関の選び方でしたが、
今回は、ある意味、国の選び方ともいえようかと。

いや、他にも、最近少しずつ注目されているような気がするミヤンマーや、
遅ればせながら昨年より参戦してきた大国インドなど、
行ってみたいところ、
肌感覚を味わいたいところが、
いくつかあります。

ある程度落ち着いたところで、
それでも英語圏として通じるフィリピンも、
個人的には面白そうです。

実は私、あまりフィリピンのメインどころの島以外は行く機会がないので、
そういう巡り方もアリなのかなと思います。

しかし、本当にインドネシアも広い。

スマトラ島へは行けなかったし、
ジャワ島だけでも飛行機移動だし、
最後のバリは、ある意味違う国みたいだったし、
カリマンタンやスラベシなど、また違うようです。

島国でもあるため、
文化や生活習慣も違い、
けっこう同じ国とは思えないくらいの特徴の違いがあるようにも思えます。
だって、その国の人が言うくらいですから。

いやいや、ジャワ島だけでも言語がまるで違うようで、
ここは実はたくさんの国が集まっているEUみたいな連合国かとさえ思えるほど。
ちなみに、共通語としてのインドネシア語は、学校で学ぶようで、
それぞれの地域ごとに、その地域の言葉があり、
その地域ごとの違いは、もはや方言のレベルでは全くありません。
インドネシアと言われる地域の中に、いったいどのくらいの言語があるのやらって感じです。
他国も同様な部分が確かにありますが、
その種類の多さや言語の違いが全く異なるレベルのように感じます。

余談でしたが、
本当にその国へ実際に行ってみないコトには、
これらの肌感覚は、本当にわからないコトでしょうね。

なにより、アチコチ行ってきた私たち自身が、
改めて実感しています。

そのうえで、インドネシアを選んで、
行ってきました。

特に、
確かに介護人財狙いは少なくないようにも思います。

まだまだ一定期間で定期的に
N4アウトプット量産できるところばかりでもないのかもしれません。

メンタルが弱い場合も多そうで、
他国以上に、寄り添い支える必要に迫られる場合もありそうです。
もちろん、人にもよりますが。

結論としては、色んな意味で、面白く、
まだまだ先がありそうな、
成長発展が著しい伸びを見せていきそうな
そんな可能性を感じる国でした。

さてさて、今だからのインドネシアでもありましたが、
次はどこへ行くのやら、行けるのやら。苦笑

*画像はアジアアフリカ会議の博物館より。

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