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特定技能は、育成就労の監理支援機関の要件が出てからが、本当の勝負になる…

特定技能の登録支援機関が1万社を越えている。
だけど、下手するとその過半数が、
「当該事業で飯の種にできてる先」は無いんじゃないかと。

ナゼか?って、
現時点では技能実習上がりの特定技能が多いから。

つまり現時点で監理団体として稼働してないと、
技能実習の卒業生という仕入先(失礼)自体が、手持ちにないから。

それは、
転籍、転職を繰り返す人材か、
海外試験合格組か、
元技能実習生での再来日希望者しか、
仕入先(度々失礼)がないから。
(後は留学生からの外食や宿泊のほんの一部のみかな)

実質、雇用に足る確率的には、元技能実習生の出戻り組が一番で、
なおかつ数には限りがある。
それは、希望者を集めにくいって話。

更に更に、出戻り組だとしても、厳しい。
受入先の立場に立って考えればわかりやすい。
手垢のついた人材だと変に高めの賃金を支払う事になりかねないし、
何よりソレに見合った人材かどうかの質の担保がままならない。

=採用に足る人材を選べない←これが致命的。

 
結果、ゼロから最賃強でスタートする技能実習生が一番無難となる。
何よりもまだまだ分母が多いから、より選ぶ事が出来るのが大きい。

そして、3年の試用期間を経て、使える人材のみ、特技へ上げてくのが一番自然かつストレスがないから。
なにより、定着率も悪くはない分、事業として成立しやすい。

よって、今現在、どんだけがんばっても、
確率論的には、なかなかに難しい現実は否めないんじゃないかと。
(あ…行かなきゃなのに行かないとか、阿呆な悪質ブローカー先は別ね。苦笑)

 
だから
そもそも本気でこの業界で事業として取り組むなら、
技能実習改め育成就労でのスタートが、
本当の意味での始まりではなかろうかと。

何より、そうでないと事業としての成立も安定も、し難いんじゃないかな。

さあ、1万社の中で、
いったいどれだけの事業主が生き残るか。

この先、また楽しみですね。

 
追伸
新規に門戸が開いた産業分野番号の業界を狙うのもいいけど、
それだけ、時間とコストがかなりかかるし、
費やすリソースに見合うだけの利益が得られるかどうかは、
未だまったく答えが見えてない。

安易に飛びついて痛い目を見る方々も少なくないと思われます。

結果、資本力が潤沢な先しか、
そもそもスタートラインにすら立てないんじゃないかなって。

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自分で言うのもなんですが、業界人は登録しとくと良いと思います。
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