送り出し国、送り出し機関の選定、また営業の難しさ

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送り出し機関の営業は難しい。

未だにベトナムの送り出し営業が、
絨毯爆撃的なコピペメッセージの嵐をペタペタと送り付けている様子を、
SNSの場などで見かける。

最近でこそ更新頻度も少ないものの、
外国人技能実習機構がアップデートする監理団体リストを、
上から順に、何十人、いや何百人が電話攻勢をかけているのは、
営業を受けている組合の方が身に染みてよくおわかりなのでしょう。

何なら、監理団体への提携土産にと、
監理団体が日本国内で積極営業ができないことを逆手に、
送り出し機関が直接製造業系の企業へ電話攻勢をかけ、
直接営業したり、なんならベトナムへ招待し、
自社の威容な各種施設と人数を見せつけ、
どれだけの事業規模かをアピールして、
見事に転んでいく受入企業を、新規提携見込みの監理団体へつなげていく。

おそらく、未だにキックバックや接待攻勢もなくなってはいないことでしょう。

何十人以上の受入で、通訳を無償派遣で張り付かせるなど、
事務員としてもなくてはならない存在へと爪痕を深めていく。

キレイごと抜きに、ビジネスとしては常套手段なのでしょうね。

こういう戦略?戦術?のおかげで、
情報格差のある自国民から、必要以上にコストを負担させて、
それが自身のビジネスの才覚かのように、
利益を積み上げる送り出し機関が乱立してきたからこそ、
一大ベトナムブームが巻き起こりました。

しかし、これらはすべて中国の焼き回し。

そして、中国は下火になっていきます。

なぜか。

経済発展も同様ですが、
需給バランスが、質量ともに崩れていくからです。

じゃあ、ベトナムはどうか。

おそらく同じでしょうね。

中国がどうなっていったのか。

中国の下り坂をご存知の方は身をもって経験されていれば余計に、
この意味がお分かりでしょう。

昔を知っていれば知っているほど、
もっといい子がいた。

集まる子は、それほどムキになって日本へ行きたいワケじゃない子。
日本から面接に来るから、せめてかっこつけないとヤバいと、
何とかかき集めてきた子ばかりだから、
結局、選べる子はいない。

当然ながら、3年受け入れる子であるがゆえに、
お金が相当支払われる受入であるがゆえに、
誰でも良いワケじゃないのは当たり前だから。

こういう流れについては、
実は定点観測してこれている人は、
当たり前のごとく受け止められる。


しかし、
アンテナも立てられず、
人手不足だから、何でも儲かるとして未だに組合設立や
登録支援機関ビジネスなどで一山あてようとする方は、

今から時代はベトナムだと盛り上がっていく。
人口で考えれば中国だ、漢字圏でもあるからなどと。

確かにどの国であっても、一定の根強いファンもいるので、
ゼロになることはないものの、
それでも、特に求められる手取り額が15万を超えてくると、
受け入れたくても受け入れられない企業側の現実を考えれば、
必然的に、マジョリティにはなれない。


ベトナムも盛者必衰の流れの速さに遡ることは難しい。


でも、中国が衰退していくときと、
今、これからベトナムが衰退していくときと、
状況が少し変わってきているようにも思われる。

つまり、
中国が値上がり(手取り額)し、良い子が集まらなくなっていく流れの代替国として、
ベトナムに皆流れた時と違い、
ベトナムも値上がり(手取り額)し、良い子が集まらなくなってきたからと、
じゃあ、次はどの国なんだという国が、
まだまだ定まっていない。

別にインドネシアへ視察に行ったのは、
ベトナムの次がインドネシアだと考えて行ったワケではない。

それでも、
インドネシアだったり、
フィリピンだったりは、ベトナム中国に次ぐ、受入大国であることも事実。

人によっては、次はミヤンマーだとか、
はたまたインドだという方もいる。

日本側の勝手な見方であって、
それぞれが見える範囲の中から、どの国が良いのかと。

ちなみに、
中国の次にベトナムへと移り変わった背景の一つには、
前述のように、下心のあるカネカネ星人が水面下で動き回ったために、
人数がのしたことは、おそらく否めない事実であるようにも思う。

でも今は時代が違う。

他の国々でも、金目当ての悪質ブローカーが暗躍していることは、
おそらく少なからずあるとは思うものの、
学習したり、様々な警鐘や啓蒙も広く伝わりやすい部分もあって、
結果として、安易に飛びつく浅はかな日本の業者も減っていることでしょう。

何より、法がこれらを許さない姿勢を貫いていることが大きく違います。

つまり、
一国最強時代から、群雄割拠の時代へと変わっているように思われます。

こうなってくると、
ほぼほぼ口コミ以外、モノ申す根拠はなくなってきます。

どこぞでの評判を聞きつけたところに、
全てが集まっていく。

インドネシアが良いと聞けば、インドネシアと提携して受け入れを進めてみる。

フィリピンが良いと聞けば、フィリピンと提携して受け入れしてみる。

知り合いが受入していて良い子ばかり来るというのが、
結果、○○国であったというだけ。
その監理団体や登録支援機関などの業者が提携している先にこそ、
その国との縁が深まり始める最初のキッカケになる。


ここまで、ツラツラ書いてきて、
いったい、自分は何が言いたいんだろうかと、改めて自問自答する。


結局のところ、どんな国からでもいい。

全ては、お金も労力も時間も、win4allとして、成立するかどうか。

たぶん、ここにつきるように思う。

これらが成立さえするならば、
中国でもベトナムでもどこの国からでも構わない。

ただただ、時代と共に移り変わっていくことを加味したうえで、
それぞれの判断の元、どの国のどの送り出しと付き合いを深め続けていくべきかは、
それぞれに考え方によって大きく変わることでしょう。

どこと提携するかの判断は、自分次第。
どんな組合や送り出しを選ぶことも、ずっと関係を続けるかどうかも、自分次第。

時代の変化に飲み込まれてしまうのも自分次第。


どうせならば、何年も続くところと提携したいし、
そういう送り出し機関にも選ばれなければならない時代。


そう、昔は監理団体が送り出し機関を選ぶ時代であったものの、
今では、送り出し機関側だって、
提携すべき組合かどうかを自分たちでも判断し、選り好む。

時代の変化についていけない頭の固い経営者の方々は、
知らぬは自分ばかりの裸の王様になって、
未だに、根性がタランとのたまい続けているし、
そういう輩に限って、周りのせいにし続ける。


良い取り組みを真摯に継続できる方々同士で、
常にキャッチボールを繰り返しながら、
共に成長して行けるご縁が、適宜紡がれて行けたなら、
それだけでも、不幸の量産は減少していくようにも思うんですが、
これまた相性含め、タイミングもそれぞれに違うから難しい…涙


それでも、アナログの世界でも、
一つ一つご縁を紡げられたら嬉しいなぁ。



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