特定技能と技能実習制度の行く末と、今後のあるべき姿

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ある方への私からの返信です。

こちらの方、私などよりもよっぽど様々お詳しく、
数度のやり取りをいただいています。

技能実習制度が国際貢献だとの意味が未だに分からない。
特定技能ができて、技能実習制度が廃止されないのもわからない。
弁護士とこの業界の今後の問題点などについて質疑など考えている。

というような、
この業界に長年いらして、
今は業界と社会を憂いていらっしゃる方からの
メールに対してのお答えを以下に記します。


たまにはこんな形式で。笑



○○様

おはようございます。
元技能実習生監理団体職員です。

大変ご丁寧な自己紹介をいただき、
誠に恐れ入ります。
また、お気遣いをありがとうございます。

この制度が国際貢献との意味がイマイチわからないとのことですが、
私も制度趣旨がどこまで実現しているのかに対しては、
疑問を持つことはあります。

ですが、
あくまで個人的には、

目の前でご縁のあった実習生が、
日本での様々な体験を通して、
確かに本人が成長して帰国していく。
出稼ぎながら、母国で生活に苦労している家族の確かな助けになる。

これらはすべからく、
いや正にこれこそが人財育成であり、
国際協力、国際貢献の一つであるとも思っています。
国家単位ではなく、個々人単位ですが、
その分、確かなダイナミズムを実感できることかと。


また、特定技能については、
結論からして、特定技能受け入れ人数が実際に増えていき、
実習制度からシフトしていくことが確認でき次第、
実習制度はもっと厳しくなり、
順次事実上の廃止への流れとなろうかと思っています。
*昨年の介護の受入実績の二の舞を踏むことを避けるため。

もう少し早ければ、
出稼ぎ労働枠は作ったので、
出稼ぎ留学や出稼ぎ技能実習は許しません、
働きたければ特低技能へ移行しなさいとばかり、
取り締まりや摘発が少しずつうるさくなっていくように思われます。

逆を言えば、介護の技能実習同様に、
現実が整わなければ、
技能実習制度の廃止は難しいのではないでしょうか。


あくまで一個人としての意見です。
様々ご容赦願います。

法はどこまでもガイドラインであると思っています。
そのガイドラインをどこまで定めるべきか。
細則を作れば作るほど、労働者と受入側は混乱し、
お互いの権利主張ばかり加速していく傾向があります。
かといって、緩ければ好き勝手のさばる輩も生まれます。

一つだけ言えることは、
いくら法が諸々定めようとも、
現場の現実にはかなわないということ。

目の前で人の生き死にに直面していれば、
無免許運転だろうが、病院まで車を運転することもあろうということ。
その際、無免許運転は無免許運転として裁かれるということ。
(実際、こんな白黒わかりやすいケースばかりじゃないので)

目の前の時速40km制限の道路を、
誰もが皆40km以下で毎日走ってはいないということ。
40kmオーバーを全員捕まえてスピード違反だと取り締まることに
どれだけの意味があるのか、
また日本全国すべての道路を取り締まることに、
どれだけのコスパがあるのかということ。

法治国家の限界を感じてなりません。


なので、これらを踏まえてどう乗り越えるべきかを、
社会を担う一大人として考え、
子供たちへ明るい豊かな社会を引き継いでいく為には、
いったいどう切り開いて行けば良いのかとのあるべき姿を、
自身の実感をもって少しずつ発信しています。

法を知り、そのうえでの型ありきの型破りを、
どう整理すべきなのか。

そもそもの本質として、
自然と労使相愛を紡ぎ、築き、
結果として、法がどう転ぼうとも満たす状態を理想形として、
受入企業はどうあるべきか。
その間に寄り添い支援する業者はどうあるべきか。

つまり、出るとこへ出なくてはならない状態にまで、
させない関係性作り(グリップ力)が大前提だということですね。

これらを個々にそれぞれ考えて、
ドンドン実行に移していく必要があると思っています。

時代の変化のスピードは加速度を増すばかり。
ウダウダやってるヒマはありません。

そういう意味で、個人的主観的ながら、
微力ながらも警鐘と啓蒙を発信しているつもりです。


少なからず、法の方向性に関与できるお立場にあられるとのこと。
ぜひとも、少しでも良い流れになるような質疑応答を、
お願いできましたら幸いです。

特に法は良い業者も悪い業者も容易に潰します。
当事者(受入企業と労働者)のコスパまで考えられた法を
ぜひお願いいたします。

官僚の実力も今まで以上に問われている時代ですよね。
「北風と太陽」のお話がありますが、
日本屈指の優秀な人財が揃っているであろう官僚ですので、
太陽のように気持ちよく導く法を制定願いたいものです。





以上、いつも通り、
個を特定できる情報は外しています。


少し話はズレますが、

最近は、
個別具体的なテクニック論や
ケーススタディなどは、
解体新書企画にてシェアしたり、
お応えしたりしていますので、

こちらのブログでは、具体事例について触れることは
あまりありません。

それらにお応えする場は既に用意させていただいていますので。

それでも、
おそらくみなさんがまずお知りになりたいのは、
こういうケースはどう判断すべきだとか、
この点、ルールはどこまでどうすべきかなぁ、など、
個別具体的なことなのでしょう。

今、目の前にある諸問題を、クリアしたい。

お、コイツ、俺様に役に立つこと言ってるな、とか。笑


それらは、
私たちが用意している場をご活用いただくか、
ググれば、私のような、
いや、私以外でも私のような奇特な方々が、
懸命に解説してくれていることでしょう。

そう、別に私じゃなくても答えは見つかると思います。


最近、私が抽象論や考え方、姿勢ばかり触れているのは、
理由があります。

いくら一つ一つの小手先の法やテクニックを学ぼうが、
それらは、のど元過ぎれば忘れ去られていくものであり、
本来は自身で様々に確認して、学ぶもので、当然の行為です。

それよりも、
考え方や取り組む姿勢がきちんと定まっていないと、
全てが積み上がっていきません。

根っこがブレていると、
根本的な判断も間違っていきます。

そして、
根っこがきちんと定まっていれば、
自然と目の前の諸問題に対しての答えも、
あまり不安に思うことなく、
自信をもって、これが最善だという選択を導き出せるようになるからです。


昨日ご案内した業界アップデートメールサービスも、
正にコレです。

必要な情報は、機能的に時間を安いお金でケアすればいい。
毎日のお昼ご飯に毎度大金つぎ込む人はいませんよね。苦笑

時間のある人は、毎日チェックすればいい。
時間のある人は、毎日お弁同を自分で作れば良い。

でも、本当は、そこが本筋的に大事なことではない。
お昼ご飯も大事ですが、
そこじゃない。

時間は有限なので、
せめて、一を聞いて十を知る、百に千に万に活かせる、
濃い内容を学んだほうが、自分で気づいたほうが、
絶対的に効率が良い。


ほとんどの人が、
自分と向き合わない。

面倒なのか、ストレスなのか。
逃げてばかりいて、不満ばかり。

愚痴は言えば吐き出せることもありますが、
根本は何も変わらない。


この業界もアナタ自身も同じ。

どうあるべきか、自分なりにあるべき姿を見出して、
腹をくくって取り組む姿勢が、
とても大切だと思います。


お笑い番組も楽しいけど、
こういうところを整理して、
自分を知り、相手を、周りを知ることも、
実はかなり楽しいことだと思うんですけどね。苦笑

この楽しさは、その楽しみ方に気づけないと、
楽しめないのかもしれませんが…




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